大阪にオープンイノベーションのためのファブ空間が登場、パナソニックや村田製作所など大手がパートナーに

2016.04.06
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2016年4月、大阪市内の堺筋本町駅に直結するファブリケーション(製造)施設「The DECK(ザ・デッキ)」がオープンしました(写真1)。「斬新なアイデアとプロジェクトが生まれる新ものづくりの拠点」を目指しています。

写真1:新ものづくりの拠点を目指すThe DECKの看板
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ものづくりのための設備の充実度は、先に紹介したTechShopと比べれば、これからかもしれません(関連記事)。ですが、最新の3Dプリンターのほか、レーザーカッター、カッティングマシン、工業用ミシンなどの機材を一通り備えています(写真2)。

写真2:最新の3Dプリンターを備えている
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それ以上に、制作物などの展示エリアやワークスペース、コラボレーションやディスカッションのスペースをしっかり確保しています(写真3)。もちろん、ドリンクバーやサラダバー、無線LANは標準装備です。会員は自由な発想とアイデアを元に、思考したり議論したり、高度で精緻なものづくりを実践したりする場として、このThe DECKを活用できる仕掛けが随所に施されています。

写真3:ゆったりとしたコラボレーションスペース
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近隣の東大阪はものづくりの街。それだけに関西の企業が会員(企業パートナー)になっているのも特徴です。大手企業ではパナソニックや村田製作所が名を連ねるほか、プロ野球のパシフィックリーグマーケティングも参加しています。The DECKを拠点に、スポーツ×IT・IoT(Internet of Things:モノのインターネット)を軸にした新たな取組みを計画しているとのことで、ユニークなファブ空間になりそうです。

The DECKの運営会社は同名のThe DECK(代表取締役は白田哲也氏)。米サンフランシスコに拠点を置くJ.B.Goodeが出資元になっています(写真4)。同社はThe DECKを拠点とする関西のスタートアップと米国西海岸のVC(Venture Capital)をつなぐ架け橋としての役目を想定して、Taro Hirayama氏が2015年10月に設立した企業です。

写真4:株主でもあるJ.B.Goodeの「J.B.Cat」も展示
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Taro氏やJ.B.Goodeの詳細は別の機会に譲るとして、The DECKはどんな施設なのか。近くに行かれた際は是非、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。所在地は以下です。

所在地:大阪市中央区南本町2-1-1
最寄り駅:大阪市営地下鉄 堺筋本町(14番出口直結)

執筆者:Digital Innovation Lab
取材・執筆協力:角 勝(フィラメント代表)

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